メール配信の到達率を上げる方法はありますか?

メールは「送信すれば当然届く」時代がありました。

ありました、というのは、昨今、迷惑メールの増加により、
メールサーバーの対策として、なんらかのアルゴリズムによって
迷惑メールフォルダーへ振り分けたり、
勝手にメールを破棄する事例が多く見られるようになりました。

そこで、せっかく書いたメールをお客様の元へしっかりと届けるために。

 

1.送信元にフリーアドレスを設定しない。

2.SPFレコード設定を行う。

3.使われてない、または、存在しないアドレスには、繰り返し送らない。

4.興味がなくなったお客様(読者様)には配信解除を速やかにおこなってもらう。

5.本文に露骨なセールストークや、法律に触れそうな文言を散りばめない。

 

以上の『配信時に気をつけたい5つのポイント』をご案内します。

 

1.送信元にフリーアドレスを設定しない。

送信元アドレスをフリーアドレス(gmail Ymail hotmailなど)にすると、特に、
携帯アドレスへの送信において、なりすましメールと判断される可能性が高くなります。
近年、なりすましメールが増加傾向にあり、携帯メーカー各社は、

なりすましメールの判定をどんどん厳しくしています。

一斉メール配信サービスは、送信元としてお客様が設定したメールアドレスが表示されますが、
内部的には配信サーバーから送信しているため、なりすまし判定されやすくなります。
対策としては、独自ドメインのメールアドレスを作成、それを送信元に設定ください。

※フリーアドレスしかお持ちではない場合、
弊社ユーザー限定の送信専用アドレスをご利用いただけます。
ご希望の際はお問い合わせください。

 

2.SPFレコード設定を行う。

前述の1.でご案内した独自ドメインを運用する際、「SPFレコード」を設定ください。
SPFレコードとは「送信元ドメインはこのサーバーから配信されています。
それ以外の場合はなりすましの可能性があります」
という情報を、予め案内(宣言)することを指します。

この設定によって、受信サーバー側のなりすまし判定をパスして
受信者様に届きやすくなりますので、
SPFレコード設定の際には弊社のサーバーの情報も追加ください。

SPFレコード設定方法はこちら https://faq.itm-asp.com/faq/archives/66

※ SPFレコード設定方法について、
弊社で代行設定を承っておりますので、
お気軽にコチラからご相談ください。

 

3.利用不能のアドレスに、繰り返し送らない

メールアドレスは、所属する組織が変わったり、
頻用する媒体の推移によって変化する傾向があります。

あまり使わなくなったメールアドレスを廃止したり、
都合でアドレスを変更することは、
誰もが身に覚えがあることでしょう。

メールアドレスは、登録時は送信可能であっても、
上記のような理由から、不通になることも考えられます。
送信不能になったアドレスに何度も送信し続けると、
迷惑メールフォルダーに分別されてしまったり、
到達する前にサーバーからブロックされてしまう場合があります。

理由としては、到達しないメールを無作為に送信していると受信サーバーが判断してしまうからです。
弊社サービス・めるめるでは、3回以上送信エラーが発生したアドレスは自動で配信停止されます。
(※エラーメールの戻り先が弊社に設定してある場合)
ピクトメールは、自動でエラーメール処理はされませんので、ご注意ください。

 

4.配信が不要になった読者(お客様)にが配信解除しやすい配慮を

登録者が「メールが不要になった」と考えた時、容易に配信解除できるよう、
文面に配信停止URL等の案内を記載ください。
配信停止の方法が分かりづらいと、
登録者が安易に迷惑メールフォルダーへと分類してしまうかもしれず、
スパム通報センターでスパムメールと判断されるようになってしまいます。

そうなった場合、メールを楽しみにしている読者にまで届かなくなってしまう為、
ユーザーの退路はきちんと案内しましょう。

また、やってしまいがちなのが、配信停止されたお客様に対し、
メールを送り続けてしまうことです。
去るもの追わず、むしろ、積極的に送り出す形で、
メールを読んでくれているお客様を大事にしてください。

 

5.露骨なセールストークや、法律に触れそうな文言を散りばめない

最近のメール受信サーバーは、文言チェックもされているようで、
法令に違反した金融商品の案内や、詐欺に混同されやすいキーワードなどが本文に多く入っていると、
迷惑メール判定されやすくなる傾向があります。
問題視されやすいキーワードは時事的なものもあり、
明言は難しいですが、「儲かる!」や、「処方箋が必要な薬」などの輸入代行の案内、
性的に露骨な言葉などが判定に注意されやすいようですのでご注意ください。

 

以上が配信の際に気をつけていただきたいポイント5点でした。

 

その他ご不明点やお気づきの点ありましたら

弊社(株式会社フラッグシステム)までお問い合わせください。

 


現在ご利用中のメール配信システムから乗り換えをご希望の場合は、

弊社システムは、本番環境と全く同じ環境で無料(60通まで)でお試しが出来ます。
期限はありませんのでこの機会に料金の比較や使い勝手の比較などご自由にご利用ください。
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その他 | flagadmin | 2016/10/24

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